その瞬間、
音は消えて、視界は狭まり、
ゴールにころがっていくボールはスローモーションに見えた。
========================
2012 J1 第27節 柏 vs 浦和
2012年9月29日(土) 19:04キックオフ[ 観客 26,106人 ]
柏 1-2 浦和
得点者
柏:前半15分 オウンゴ-ル
浦和:前半39分 梅崎 司、後半45分+3 ポポ
========================
一気に爆発するゴール裏。メインもバックも立ち上がる。
咆哮、絶叫、汗と涙で重なり合うサポーター。
絶叫がまだ国立の空に響き渡る中、試合終了のホイッスル。
夜空に浮かんだ綺麗な月も、すっかりぬるくなってしまった水も、
昼間にハズしてしまった黒バスくじまでもが全て等しく愛しい!!
チケットホルダーに収められた緑間ステッカー。
赤いケースに入れられて非常に不本意だといわんばかりに見えるところが気に入っている。
ファンの人に怒られるといけないから断っておくが
緑間っちがハズレとかそういう意味で言ったわけではない。
ちゃんとキャラソンだって持っているのだよ。
この日は啓太が有休のかわりに柏木がボランチへ。
これが非常に良かった。阿部ちゃんとCBが安定して良かったという
のもあるけど、柏木はとても自由に動けていたし、おかげで
永田がするするっとあがっていける「永田ロード」がキレイに敷かれていた。
イヤな空気が流れてしまったのは水野のコーナーからの
永田の背中に当たってのオウンゴール。(あとでリプレイで見た)
いいコーナーだったから、少ないチャンスにしてやられた、という感じ。
後半の流れを作っていくうえで、前半のうちに1点返せたのは大きかった。
後半はボールを支配している時間こそ多かったが、
柏のカウンターは狙いが良く、かなりやばかったと思う。
レアンドロ・ドミンゲスが交代してしまったのが柏の誤算か。
あきらめず、何度も、何度も柏のゴールにせまり、
チェイスを休まず、ゴールへの執念を見せてくれた選手たちに
呼応するようにサポーターのテンションもあがっていったと思う。
引き分けで終わろうなんて微塵も思えなかった。
そして常にそんな泥臭くも熱いプレイをみせてくれていた
ポポが押し込んだ執念のゴールが決勝点。
執念勝ち、という言葉がぴったりの1戦だった。
そしてそんな泥臭い浦和が大好きだ。
皆様お疲れ様でした!
◆雑記◆
◆試合前の列整理はなんと9:30。
あまりにも時間が余りすぎているので、我々は渋谷へ向かった・・・
長いので、「つづきはこちら」からどうぞ。