久々に、本のはなし。
昔ほど読まなくなりましたが
やはりハルキは別腹です。
私はいつも職場に近いということもあり、
紀伊国屋新宿南店を愛用してます。
BOOK1、BOOK2のときもそうだったんですが、1Q84発売当日はなんと
6フロアある紀伊国屋全てのレジ付近に1Q84が並びます。
壮観ですが、
一種の宗教のようでもあり、
押し寄せる春樹の波に溺れそう。
好きな本にも関わらず
「し、新刊は新刊コーナーにいろよ!」
とへっぴり腰で言いたくなる自分がいます。
毎回話題の新刊発売前には「予約受付中!」のポスターが出ます。
いつも都内の大型書店で買い物をしている自分はつい
「・・・予約なんかしなくても買えるじゃん。」
と思ってしまうんですが、
先日地元の弱小書店に寄ったら見事に完売御礼が出てた。
すごい売れ行きだなぁ、と思うと同時に
このポチれば何でも買えるネット時代に、
品切れを起こしてしまう小売店の末路を見た気がした。
ゲームにしても、近所にそれなりの品ぞろえの中古屋と
行動範囲内に新宿・秋葉などが入ってるから当たり前のように毎回店頭で買いますが、
そうでなければやっぱり買い物はネットに依存していたかもしれない。
お店って好きなんですけどね。
街の本屋さんもゲーム屋さんも。
でも、
売ってないなら、買えない。
で、1Q84のはなしですが(笑)
BOOK2で自分の中でいったん「終」の字が出てたわけですが、
BOOK3では「完」が出たという感じ。
(龍が如くのサブストーリー風に言ってみたw)
むしろ2でいったん終わりを感じてしまったので
3がエピローグのようにも思えました。極端な例えではありますが。
2で「ぜんぜん終わってない!」と思った人がほとんどのようなので
「終」が出てしまった自分はそもそもなにか間違ってるのかもしれないけど
そういえばカフカの「城」が大好きだから、こういうのは隠しがたい
性癖のようなものなのも。
ひとつだけ言えるのは、村上春樹の小説はみんな
本当にいろいろなことを言うので
判断は自分でするしかないということですかね。
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COMMENT
無題
詳しくは知りませんが、なんか凄いんだろうなとと、そんな気がします。
最近、本をまともに読んだ記憶がありません。
ラノベぐらいでしょか……。
それを読書と呼べるのか怪しい感じですけどw
小売店はこれだけネット販売が発達すると、
難しいとこ出てきますよねー。
ちょっとジャンル違いますけど、
熱帯魚とかもネット販売でポチると、
生きたお魚がパックされて届くご時世ですし。
出来れば現物を店頭で品定めして買いたいもんですけど、これも時代の流れでしょうか。
>Redinaさま
ね、熱帯魚もネット販売の時代ですか!!
初めて知りました。なんか生々しいですねwwでもそれなら珍しい魚もわざわざ遠くまで行かなくても買えちゃいますねぇ~
最近その「時代の流れ」をひしひしと感じます。紙媒体も小売店もデジタルに。でもこれから生まれてくる子たちにとってはそれが当たり前。
いつかゲームの進化に自分たちがついていけなくなったら、悲しいですね~