見たぞ鯱 ～名古屋遠征記～

1ヶ月も前にうかれてガイドブックを買ったくせに

結局最後はバタバタして何の用意もできなかった、

そんな名古屋遠征。

人生初瑞穂。

人生初名古屋です！！

今回も長いので折りたたみます。

◆ぶらっとこだま～瑞穂～栄



ぶらっとこだまで2時間半。

すぐスタジアムに向かいたいが

まずは昼食。

名古屋駅地下街でお昼を探したが、どこも行列、超満員！

あてもなくウロウロしているとふっと行列が途絶えたお店が

できたので迷わず突撃。



「双葉」のみそカツ定食1,300円

第一印象は「甘い！！」

でもザクザクとした食感のカツがみそダレに負けてない。

千キャベツは何もかけずにみそカツと一緒に食べるとちょうど良い！

肉は薄め。だがそこがいい。

こ、これが名古屋の味・・・衝撃だ。

美味しい。

でもしょっちゅう食べたくはない。

ていうか年に1回くらいでいい。

ちなみにみそカツといえば矢場とんが有名なそうですが、そっちは激混みでした。。

時間も押してきたので地下鉄で瑞穂へ向かう。

利用できる駅が３つあり、名古屋から20分くらいで

行けてしまうなんとも便利なスタジアム。

初めてのスタジアムはいつもドキドキ・・・



ﾎｱｯ！？！？(ﾟдﾟ)

何故これを円柱に貼ってしまったのか。

なぜ電車の降車口まん前がこれなのか。

怖い。これが恐怖か。

こっちみんな・・・

降りた駅は瑞穂運動場西。
帰りも比較的空いてる駅だったのでこれで正解だったかも。



憩ってる川



10分で到着！



傾き！



なかなか古いスタジアムですね。
浦和の待機列の先頭付近は狭い通路に３列にぎゅうぎゅうに押し込まれて
それはもう酷い有様でした。

ゴール裏の出入り口はたった1箇所。（浦和戦では）

売店も1箇所。

あちら側ではなにやら楽しそうなのに・・・

（※再入場可でした。他のチームのときはもうひとつゲートも開くそうです。

知らずに唯一の売店で２５０円のアクエリ買った私を笑うがいいさ。）

実は試合終了後、名古屋名物カレーうどんを食べに行こうと思って

ホテル近くの店をチェックしていたのですが、それどころではない危険な事態になりました。


頭痛

しかもぐわんぐわんする。

目も膨張したようにごろごろする。

そうです熱中症の初期症状。

これでも水分は十分とってたし試合前はすこぶる元気だったので

熱中症は本当に怖い。

栄に戻り、ホテルで休むも回復せず、泣く泣く外出は断念。

翌朝頭痛で起きたときはさすがに泣きそうになりましたが

うおおおおおおおおおおと叫びながらシャワーを浴びたら

回復の兆しが見えてきたのですかさず観光開始。

お父さんお母さん丈夫に産んでくれてありがとう。

◆栄地下→名古屋城→栄地下

ホテルはテレビ塔のすぐ近くでした。

名古屋の道は広い。

しかし店は地下ばかり。

地下街がとても発達しているので暑さも凌げて助かりました。

スフレパンケーキにつられて星乃珈琲店に入ったのに

結局待ちきれず（焼き上がり２０分）、フレンチモーニング。

600円。

モーニングには基本ゆでたまごがついている。

つまり店内のお客さんのほとんどがゆでたまごを食べている。

そして店内はゆでたまご臭に包まれる。



ひたすら地下を行くんだってばよ！

今回目指すは名古屋城。



最寄駅からしてすでに城。



すでに帰りたくなってしまうほどに暑い。



名古屋場所か？



これが城か！？



ちがう！あっちだ！



コールリーダー加藤清正

名古屋城は、残念なことに空襲で焼けてしまったお城です。

「尾張名古屋は城でもつ」なんて言葉まであるのに、さぞ無念だったことでしょう。

失われた財産は計り知れない。

現在本丸御殿の復元中とのことで、

美しく復元された玄関や襖絵を見ることができました。



ボランティアの皆さんが楽しくガイドしてくれるサービスも。







完全に一致。

とにかく工事中。

工事現場ですら観光コースに仕立て上げていたその不屈の精神が素晴らしい。

みたぞ、シャチホコ。

中にも何体か謎のシャチホコ。乗って写真がとれるシャチホコも。



とにかくシャチホコ推し。

歴史的資料を眺めながら各階まわっていると

突如始まる昆虫ワールド。
「名古屋城付近に生息する虫と、世界の虫」という大雑把なくくり。

比較対象がなかったので手を添えてみた。

これ飛んでたら逃げる。

広場で遭遇。はち丸くん。

ものすごくぜんまいざむらいに似ている気がするのは

たぶん気のせい。

ぜんまいざむらい



外堀も工事中とかで不法投棄現場のようになっていた。



人を全くおそれないカラス。
むしろおねだりポーズをされた。

ところで名古屋城には「おもてなし武将隊」なるものが

存在するらしく、

「本日は、前田利家、加藤清正、前田慶次がごあいさつにまいりま～す」

などと陽気なアナウンスが流れ始めて、

お、おう、と思ったものの、会場は灼熱の砂利の上。

おもてなされる前に天に召されてしまいそうだったのでやめておいた。

かなりクオリティの高いグッズも販売されていたので

夏場はしっかり暑さ対策をしてからおもてなされに行くといいかもしれません。

さて、残り時間もあとわずか。

最後の食事はやっぱりこれ。

ひつまぶし。（稲生）

2460円のところが2160円・・・だったかな。

セールやってました。

関東の鰻とは違い、カリっとしていて硬めの食感。

刻み海苔と葱、山葵との相性がいい。

一通り食べてみましたが、自分は葱と山葵をのせただけで

食べるのが一番好きでした！

こちらのお店も、名古屋駅地下では大行列だったのに

栄のほうでは普通に入れたので、食事は余裕があるなら

名古屋駅は避けたほうがいいのかも。

わずか２４時間ばかりの滞在でしたが、

名古屋はあまり異文化感がなく、

旅行いったぜ！って感じはしなかった。

ただただ、暑かった。

おみやげ

カエルまんじゅう。

勝ち点、きっと、すぐカエル・・・

来年こそは、年に一度でいいみそカツを食べて勝ち点もとって
カレーうどんを食べにいきたい。
そして信長様におもてなされたい。