週末はTDL行ってカリブの海賊の新装開店記念ショー「ウェット&ワイルド・パイレーツナイト」を見てきたり、スカパー!でサッカー三昧したりとゴロゴロすごし、めずらしくPCを一度もつけない週末を過ごしてました。
ショーはものすごかったし浦和はなんとか3-2で勝ったし、まずまずの週末でしたが。
私は基本、思想レベルにおいては混沌と不条理な世界観を好む人間なのですが、
ときには秩序と平穏を好むときもあります。
たとえその平穏が偽りのユートピアであろうとも。
土曜日、初めて
TSUTAYAの漫画レンタルサービスを利用してみた。
2泊3日なら1冊50円。5冊借りてもコミック1冊分にもならない。
無計画に漫画を購入する私とその後始末に追われる彼にとっては
涙が出るようなサービスだ。
で、借りたのが
「家庭教師ヒットマン リボーン」
・・・それには深い理由(わけ)がある。
最近土曜の朝早起きしてケロロ軍曹を見るの楽しみにしている。
(ちなみに私の「早起き」の定義はAMに起床すること)
するとアッハッハ~♪と惰性で次の「家庭教師ヒットマン リボーン」を見てしまう。
けど最近ジャンプはめっきり??
よわいガキをマフィアのボスにするためにヒットマンが来たということはわかる。
ギャグマンガだと思ったのに開始早々殺し合い
牛がバズーカ撃って兄さんになって稲妻発射
中学生がダイナマイト投げまくって瀕死
とりあえず学校は破壊
トンファー持ったキレ気味のニイサン出てきたときに我慢の限界がきた。
ぶっちゃけあまりおもしろそうじゃない。
だが毎週見てると
気になるんだよ!!!!!(つД`。)
まんまとやられたぜ、テレ東!!
ためしに5巻まで借りてみたんですが
見事に1巻の1・2話でほぼすべての説明を読むことができた。
なんというわかりやすさ―
なんという親切設計―
キャラクターに伏線を説明させる少年漫画の王道―
それなりにいい暇つぶしにはなったがまぁ買わないw
実はTUTAYAに行ったとき彼が「あとでこれ見よう」と借りてきたDVDがあったのでその後それを観たのですが
「Rose in Tideland」
ミッチ・カリンていう人の原作をもとにテリー・ギリアムが映画化した「ファンタジー映画」てことなんだけど。
テリー・ギリアムといえば「Monty Python(モンティ・パイソン)」「未来世紀ブラジル」「12 Monkeys」「Fear and Loathing in Las Vegas」。汚れた世界に満ち溢れるダークな笑いがたまらない作品ばかりなわけですがその彼が「不思議の国のアリス」的世界を映像にするとなると・・・
なにか見てはいけないグロテスクな「中の人」を見させられた気分でした(T_T)
これが彼流の「ファンタジー」ならスラッシャー・ホラーなんかコメディーだよ(つД`。)
未来世紀ブラジルのほうがまだハッピーな気分になれるな。
まぁずっと気になってた作品なんだけどさ・・・
数十分、後味の悪さを確認した後「リボーン」を開く。
すっきり爽快な後味。
わかりやすいネーム。
予測可能なオチ。
世の中、全てを理解したふうに落ち着きたいときもある・・・よな。
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