立場が変われば意味も一変。
絶対に負けられないJ1勢と
本気でタイトルを狙う上位陣、
たとえ1勝でも名を上げるチャンスを全力で獲りに来るJFLや地域リーグ勢。
そして「ここで負けるのも嫌だけど現実的にそんなことより
昇格が先なので冷静」なJ2勢。
勝ちたい
(あわよくば)
でも勝ち進むと後が辛い
こんなところで負けるのは嫌だ
そんな入り乱れた思惑を見ているだけでも楽しいのが天皇杯。
浦和の鬼門・2回戦に行って来ました。
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2014年7月12日(土) 第94回天皇杯 2回戦
浦和 8 - 2 浦安 @駒場
得点者
浦和:11' 阿部 勇樹、41'興梠 慎三、45'+1 宇賀神 友弥、52' 梅崎 司、58' 森脇 良太、77' 興梠 慎三、83' 鈴木 啓太、90'+1 関根 貴大
浦安:37' 上松 瑛、90'+3 清水 康也
入場者数:7,275人
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スコアだけみると圧勝ですが追いつかれたときは凍りつきましたね。
ガラ空きジャマイカと。
左サイドはちょっと・・・空きすぎかな・・・
サイドのバランスを今後しっかり締めていきたい。
しかし李、興梠、柏木の息はよく合っていたし
得点こそなかったけど李はアシストで大活躍。
宇賀神にオーバーヘッドでパスを通すなど無駄な能力を発揮していた。
そしてスーパーゴールが3発も。
1.ウメの弾丸ゴール。文句なしにカッコいい。
2.啓太さんのサイドネットにやさしくつきささるループ。浦和のオシャレ担当。
3.森脇がうっかり決めてしまったロングシュート。パイナップルダンス付き。
浦安の人に言っておきたいのだが、2と3は事故みたいなものです。
駒場の夕焼けが好きだ。
本当は真っ赤に染まったスタンドの向こうの夕焼けが一番好きだけど。
週末だからもっと人来ると思ったんだけどなあ。残念。
余談ですが試合前に浦安のHPを見ていたら
いわいる「出島」
A、Bあたりの座席
(席の指定はないようです)
情報が雑だな!!
しかし驚きはレプリカ3000円!
どこのメーカーだろう。
そして攻撃的でいいチームだった。
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翌日。
「いや、いかねーしww」
とか断言してたくせに行ってしまいましたフクアリに。
いやあ涼しくていい曇り空だったもんで。
あのAC長野パルセイロ(※)が来ると聞いたもんで。
※2013年の天皇杯2回戦で名古屋に勝利。続く3回戦では北九州に勝利しベスト16入りを果たした。しかも4回戦はマリノス相手に延長戦まで戦った、前年度最強のアマチュア軍団。今はJ3なのでプロチーム。
駅からテンション高いポスターがベタベタ貼ってある。
え、えと・・・
りんご?
気合入ってる長野。
ホーム側の屋根(↑)は素材が違うんですって。
アウェイ側は採光に配慮したとか言ってるけど
実際はホーム側の方が声が響くとかなんとか・・・
しかし屋根つきスタジアムは声が反響して良いですな。
太鼓なしでもあれならイケるのでは・・・!?
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2014年7月13日(日) 第94回天皇杯 2回戦
千葉 3 - 2 長野 @フクアリ
得点者
千葉:10' 森本 貴幸、51' ケンペス、69' 森本 貴幸
長野:11' 佐藤 悠希、39' 宇野沢 祐次
入場者数:3,874人
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さて試合。
なんだかなじめないまま1年たってしまった森本の先制とは幸先いいなと
思った直後に
ほげえええええええと叫びたくなる情けない失点。
バックパスをかっさらわれるとは。
そしてなんと前半のうちに逆転を許してしまう。
でもそのままズルズルいかなかったこの日のJEF。
落ち着いているように見えた、かな?
後半早々にケンペスが豪快に飛び込んで追いつき 最後は森本2発目。
~森本、はじめました~
ってサブタイトルつけたい試合だった。
今年はいつになくワールドカップを真剣に見ていて、
スーパープレーとかフィジカルの強さ、決定力・・・
世界最高峰のサッカーに圧倒されてました。
そんなサッカー、いつか日本でも・・・
それにはまず、Jリーグから。
後半戦、はじまるぞー!!